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悲しい事件に思うこと

いろんな人がいろんなことを言うけれど・・・
子育ての辛さは、当事者にしかわからないのではないかと思う。
だからといって、子どもを虐待してしまったり、
もちろん殺してしまったりすることが許されるわけではない。
けれど・・・
いろんな言い方で、子どもに手をかけてしまった人を責めないでほしいと思う。
当事者がすでに自分ことを十分に責めているのだろうと思うから。
誰に言われるまでもなく、自分のしてしまったことの重大さを十分にわかっていると思うから。
傷ついてしまった心・・・ましてや亡くしてしまった命は戻らない。
それはきっと当事者が一番わかっているはずだから。
どんな理由があっても、許されることではないけれど・・・
第三者がいくら責め立てたとしても、問題は解決しないと思う。

私は・・・過去に実家に泣きながら電話したことがあった。
「お願いだから子どもを迎えに来て。殺してしまいそうだから。」と。

今、私は可愛い娘たちと幸せな生活を送っている。
けれど、子どもを殺してしまいそうだと涙していた自分を決して忘れない。
忘れてはいけないと思っている。
あの時、私がどうして子どもを殺さずに済んだのか・・・
泣いて訴えられる人がいたからだと思う。

今なお、子育てに悩んでいる人はたくさんいると思う。
誰もが泣いて訴えられる人がそばにいるわけではないと思うし、
もしかしたら悩んでいることをひた隠しにしているかもしれない。

悩んでいることを隠さなくていい世の中に・・・
悩んでいる自分をさらけ出せる社会になってほしい。

みんな悩んでいるよ。

ひとりじゃないよ。

だから、小さな小さな命を大切にしようよ。

何も出来ない自分がこんなことを言うのもおかしいと思う。
それもまた自分勝手なんだと非難されるのかもしれないけれど・・・。

悲しい事件が二度と起こらないように・・・ただただお祈りします。

by azu-asu | 2008-09-23 01:28 | 雑感