優しいよ、俺は!

彼からのメールにそうあった。

今回の彼とのデートは平日だった。
私が仕事へ行っている間、彼は洗濯と掃除をしてくれた。
子どもたちはいつも放課後は学童保育で過ごすのだけど、
彼が家にいてくれているので、学童へ寄らずに帰宅。
まず先に帰ってくるのは一年生の二女。
彼女はすぐ近くの同級生と一緒に帰ってくるというので、
彼は自宅で待機。
そして、二女が帰ってきて玄関のチャイムを鳴らす。
ドアを開けた瞬間、彼は二女に怒られたそう。
「どうして鍵かけてるの!おじちゃんのせいで漏らしちゃった!」
なぜかおしっこを我慢して帰ってきたらしい二女は、
慌てて玄関まで走ってきたのに、鍵がかかっていた。
で、どうしようもなくなって玄関前でやっちゃったらしい。
お漏らしなんて・・・本当に何年ぶりだろう?
それにしても・・・お漏らししたことを人のせいにするなんて、
相当度胸が据わっている・・・というか図々しいんでないかい。
しかししかし、彼は慌てず騒がず。
二女の着ていた服を脱がせすぐに洗濯してくれた。
履いていた靴もおしっこでびしょびしょだったに違いない。
それもきちんと洗って、ベランダに干されていた。
二女は、何事もなかったかのように、
一緒に帰ってきたお友達の家へ遊びに行ったらしい。
そして今度は長女が帰ってくる時間。
長女は、お友達と途中までしか一緒に帰ってこれないので、
友達と別れる歩道橋まで彼が迎えに行ってくれた。
ここのところ長女は彼と一緒に歩くのを恥ずかしがる。
知っている人がいない場所ではまったく大丈夫で、
普通に手をつないでいるんだけど、
学校の友達に見られちゃいそうな場所では、ちょっと離れて歩いたりする。
きっと、あの人誰?と質問されると困るというのもあるのだろう。
仲良くしている友達の中には彼と会ったことがある子もいるし、
一緒に出かけたことがある子もいるけれど・・・
説明に困る存在なのかもしれないなぁ・・・確かに。
お父さんでもないし・・・、親戚ってわけでもないし・・・。
で、今回も・・・、彼を見つけてちょっとおどけた表情を見せたけど、
しばらくは少し離れて歩いていたのだという。
そして大通りから外れた途端、急に近づいてきてべらべらとしゃべりだしたよと、
彼は笑いながら教えてくれた。

「優しいよ、俺は!
あずちゃんにも、子どもたちにもね!
可愛いなって、思ってるよ!」



うん。
本当に彼は優しいと思う。

優しさを押し売りすることもないし、
見返りを求めることもない。

特別ちやほやしてくれるわけではないけれど、
何も言わず私がやらなければいけないことをしてくれる。
本当に自然に優しいのだ。

私は、彼の優しさに包まれて・・・

ただ甘ったれているだけ・・・。


でも。
優しくされると、自分も優しくありたいと思う。

彼は優しくもあり、
そして私を優しくしてくれる人でもあるんだな。
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by azu-asu | 2007-02-25 20:04 | 恋する私