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元夫の鼻血

元夫とは結婚前に3年間同棲をしていました。
ラブラブの二人もそれは毎日一緒にいれば喧嘩もします。
そして・・・
そんな喧嘩の最中でした。
テレビでは当時流行っていたオールナイトフジ。
そう事件は土曜日の真夜中に起こったのでした。
もちろん喧嘩といっても暴力などはありません。
タダの痴話喧嘩。
けれど、元夫は頭に血が上ったのか、突然鼻血を出したのですよ。
しかもそれがすごい出血量で・・・
私は彼を新聞紙の上に立たせ、お風呂場から洗面器を持ってきて、
滴り落ちる血をどうにかせねばと必死でした。
彼ももちろん鼻を圧迫し、出血を止めようと努力をしているのだけど、
けれどもその量は鼻からだけではどうしようもなく、
口のほうにも溢れてきます。
口からも血を吐き出し、鼻からも相変わらず止め処なく流れてきます。
ポタポタ・・・なんてものじゃありません。
水道から細く水が流れているような感じで・・・
ティッシュでいくら抑えても、すぐに真っ赤になってしまって、
汚れたティッシュを取り替えようとするその一瞬に、ザザーと流れ落ちるのです。
あまりの出血量に怖くなった私は、
真夜中だったけれど、実家へ電話しました。
「○○ちゃんの鼻血が止まらない!」と。
その様子を聞いた私の母も、ただ事ではないと思ったのか、
「救急車を呼びなさい!」

そうです。
これが私の人生初めての救急車です。
すぐに119番に電話して、来てもらったのです。
土曜日の真夜中ということもあり、少し離れた大学病院へと連れて行かれました。
救急車の中で、出血はようやく止まってきたのですが、診察。
もちろんどうってことはありません。
なんていったってタダの鼻血なんですから。
大人になってからだと、血圧の高い人とか、
いろいろなこともあるらしいので、鼻血といって侮るのも良くないとのことですが、
彼の場合は、タダの鼻血。
血が止まりにくいとか、その手の病気もこれまでになかったし、
まぁ、様子を見てください・・・ってことでした。

おまけ話。
当時は私はまだ大学生。
世間知らずもいいところです。
馬鹿?
そうなんですよ、本当にお馬鹿なんです。
救急車は病院へ運んではくれますが、帰りは自力で帰らなければならない・・・ってことを
きちんと理解してませんでした。
というか・・・突然の出来事で、そこまで考える余裕もまったくありませんでした。
土曜日の真夜中・・・
貧乏大学生・・・
病院代もかかるだろうと、お金はありったけ持ってきたけれど、
とても自宅までタクシーで帰れる金額ではありません。
けれど・・・鼻血で汚れたパジャマ姿の彼を始発電車に乗せるのもどうかと思い、
タクシーの運転手さんに事情を話し・・・
どのあたりまで行けますかね?と相談。
自宅から2つ、3つ手前の駅には行けるんじゃないか・・・とのことで、
その程度なら、行けるところまで行ってもらって、後は二人で歩こうと。
結局・・・その運転手さんがとてもいい人で・・・
貧乏学生の血まみれの姿を不憫に思ってくれて、
途中でメーターをとめて、自宅まで送ってくれました。

今となっては大笑いの救急車騒ぎ。
しばらくは笑い話のネタにしてました。


あれから16年?17年?


先日、長女はものすごい鼻血を出し・・・
このまま血が止まらないんじゃないか・・・と思ったお馬鹿な母は、
またも救急車を呼んだのでした。
真夜中の2時過ぎ・・・
本当にものすごい出血・・・
相当あわてていた私も今度ばかりは、帰りはタクシーだな・・・と、
お財布の中身を確かめて、2度目の救急車に乗り込みました。

それにしても・・・
本当にすごい量だったのです。
「血」は、やっぱり慌ててしまいます。
救急隊の方に、救急車の中で教わりました。
今度同じようなことが起こったら・・・
とりあえず7分間、鼻をつまんで圧迫した手を離してはだめ。
途中でそろそろ止まったかな?なんて手を離して確認してはだめ。
7分間しっかり抑えて、それでもとまらない場合は救急車。
これを目安にしてくださいとのこと。
いや、確かに私、ちょっと抑えてはもう止まったかな?
と、何度も確かめていました。
でも・・・ティッシュはすぐに真っ赤になってしまうし、
動転してるとなかなかそんなことできないもんです・・・



しかし・・・
なんだろうなぁ・・・


親子で鼻血で救急車・・・


機会があったら元夫にも聞かせてあげよう、長女の救急車騒ぎのことを。

by azu-asu | 2006-04-24 02:03 | 思い出