幸せになろう!

離婚が成立した依頼者が和解調書を受け取りにきました。
以前、ここで取り上げたフィリピン国籍の彼女です。
今後の手続きの説明をして、これから頑張ってね・・・と。
彼女も・・・
「これから頑張らなくちゃ・・・」と立ちあがり、弁護士に抱きついたのです。
抑え切れない様々な思いが涙になりました。
「何かあったら、またいつでもおいで」
彼女のこれからは前途多難で・・・不安でいっぱいなはず。
そして、ずっと彼女の事件を担当していた私も、涙がこらえきれなくなりました。
「あずさん、ありがとう。。。」
彼女と抱き合いながら・・・かけるべき言葉を探したけれど、
「大丈夫よ・・・」そういうのが精一杯でした。

置いてきたふたりの子どもの親権を諦める変わりに面接は定期的に行うことを、
和解調書に盛り込みました。
これまでの別居期間中、周囲の大人から、言い含められていた子どもたちは、
何度面接を申し入れても、会いたくないと繰り返しました。
初めての面接は18日です。
子どもたちとの関係修復は、彼女自身がしていくしかないわけで、
弁護士でもそこはどうすることもできない。
きっと大丈夫・・・
だって、親子なんだから・・・そう信じるしかない。

経済的にも困窮している状態は続いています。
生活保護も色々な状況から諦めざるをえない状況でした。
この先も・・・生活はラクにはならないでしょう。
けれど、やっていくしかないわけで・・・



仕事に私情を挟むのはどうかとも思うけれど・・・
これまで何十件もの離婚事件に携わってきたけれど・・・

彼女には、何があっても幸せになって欲しいと願って止みません。



これからは、仕事としてではなくて・・・
同じ女性として・・・
離婚を経験したものとして・・・
そして、友達として・・・

彼女をずっとずっと応援していきたいと思っています。
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by azu-asu | 2005-12-08 22:35 | お仕事