子どもの気持ち

離婚をして、普段一緒に生活をしている親と、離れて暮らす親。
子どもから見たらどうなんだろう。
どっちも親に変わりないのじゃないかなぁ・・・
もちろん離婚に至る経緯の中で、子どもに関わる原因があったとしたら、
それは子どもにとっても大きな傷になっていることもあるだろうし、
一概に言えるものでもないのだろうとは思うけれど。

仕事柄、様々な離婚と接することがあって・・・
ちょっとだけ、疑問に思ったことがありました。
子どもと父親の関係は上手くいっていたその夫婦。
けれど、夫婦関係はこじれにこじれて、今や意地の張り合いです。
もちろん相手方の対応はひどく、
当事者(この場合母親)が憤慨しているのは、理解できます。
私が当事者だったら、同じように腹を立てるのだろうと思います。
けれど・・・だからといって、
子どもにたいして、父親と会うことを禁じるのはどうなんでしょう。
子どもが小さなとき・・・赤ちゃんだったり、物心がつかないうちの離婚ならば、
また違った対応ができたのかもしれないけれど、
その当事者の場合は、上の子はもう小学校6年生です。
子どもの意思で、父親に会いたいと思うのであれば、
それは母親の思いがどんなものであろうと、
会わせてあげられたらいいのになぁ・・・と、思ってしまうのは、
やっぱり他人だからなのでしょうか。
腹の中がどうであれ、「会いたかったら、会いにいってもいいよ」というのと、
「お母さんは会って欲しくないけど、どうしても会いたいのならば勝手にしなさい」
というのでは、子どもの捉え方はまるで違うように思います。
その当事者は後者の台詞を言うのだといいます。
今だって、母親に気を使って、「会いたい」とは言えないでいるだろうに。

妻としての怒りに満ち溢れる気持ち、とってもよくわかるけれど、
それを原因として、子どもたちとは会わせない・・・という理屈。

それは当事者にとっては当たり前で・・・仕方のないコトなのかなぁ。

「私の気持ちを(子どもたちに)わかってもらうしかない」と言っていたけれど、
それは、子どもに対して、母親の気持ちを押しつけることにはならないのかな。
子どもの思いは、最大限優先してあげたいと思う私は、
偽善者なのかな。

私も、今は第三者だから、そんなふうに思うけれど、
同じ立場になったら、同じような対応をしてしまうのかな。

あなたには私の気持ちはわからない!

そう言われたら言い返せるのだろうかと、
なんだか考えさせられました。

そして・・・私の勝手な思いで、当事者に不快な思いはさせたくないとも思うので、
しばし口を挟むのは止めようと・・・ちょっと落ちこみました。
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by azu-asu | 2005-10-19 05:09 | 雑感