温度差

何の気なしに送ったメールに対し、
彼は、「温度差」が違うのだろうと返してきた。

そういわれてしまえばその通り。

でも、私にはその温度差の違いこそ、大問題なんじゃないかと思えてしまう。

今まさに私の感じている温度を彼にも感じて欲しい。
私が泣いている時、
笑っている時、
怒っている時、
凹んでいる時、
のほほんとしている時、
そのいろんな時々の温度をいっしょに感じていたい人は、
はるか彼方遠くに住んでいて・・・
寒いときに肌を寄せ合わせること、
暑い時にはその滴る汗を絡ませること、
そんなことはできるはずもなく・・・
私ができるのは、ただ文字でその時々のことを伝えるだけだ。


東京では桜が観測されたと昼のニュースで流れていた。
私は靖国神社のすぐ近くの大学に通っていたので、
懐かしくその映像を眺めていた。

ボーイフレンドと肩を並べて桜の下を歩いたのがつい先日のことのよう。

体温を感じられる距離というのは、いいものだ。

言葉がなくても通じるものがあるからね。





温度差を敏感に感じてしまう私と・・・

そんなのへっちゃらさとどっしりと構え、先を見据えている彼。

すれ違うことなく、いつか・・・

いつでも同じ温度を感じられる状況になる日が来るのだろうか。

そして、それまで何度桜の季節を通り越せばいいのだろうか。
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by azu-asu | 2010-03-22 12:16 | 恋する私